メール商人

クリック率 測定データの見方・使い方

2016-11-24 [記事URL]

クリック率測定メールマーケティングにおいてクリック測定をすることは基本の一つと言えます。その必要性については、多くの方が理解されていると思います。

ですがせっかくシステムを活用してデータを取得しても、充分に活かされていないケースもままあるようです。メール配信時にクリック測定データは、非常に貴重なデータなのに実にもったいないことです。

今回のメール配信講座は「クリック測定データの正しい見方・使い方」について取りあげてみました。

「クリック測定」とは

復習をかねてメール配信システムのクリック測定について、おさらいをしておきましょう。
クリック測定は、人によっては「効果測定」といわれることもあります。

意味あいとしては、メール内に挿入された誘導ページ(以下「ランディングページ」という)の「クリック率」「クリック数」をシステムを活用して把握することをいいます。

メール配信システムによっては「ランディングページをクリックした人を特定」することを含めた総称としていることもあります。

参考:メール商人の効果測定

クリック測定データの見方・使い方

ここで各クリック測定データの定義について、具体的にしておきましょう。

クリック数 / 何人がランディングページをクリックしたかを示すシステムデータ
クリック率 / 総配信数に対して何%がランディングページをクリックしたかを示すシステムデータ

上の2つのデータの内、特に重要なのが「クリック率」になります。
なぜなら、クリック率はメルマガに書いている内容が「読者の興味対象、読みたいこと」にマッチしているかを知る重要な手がかりになるからです。

同じ対象グループに対して、「Aコンテンツ」と「Bコンテンツ」を書いて配信したときに、どちらのクリック率が高いのかを比較することで、「読者が何を知りたがっているのか、興味を持っているのか」を知ることができます。

逆に「何に興味がないのか」を知ることもできる貴重なデータになります。

クリック率

メール商人ユーザーから、メルマガに何を書いたらいいか判らない、というご相談を受けることがたまにあります。そういう時は、このクリックデータを参考に読者の興味にそったコンテンツを書くようにアドバイスしています。

仮に「Aコンテンツ」が読者の興味・関心が強いことが判ったら、Aコンテンツを中心にメルマガを構成して、たまに「Bコンテンツ」も織り交ぜるというような工夫が必要です。

クリック測定データを活用する際の注意点

測定データを活用する際に注意して欲しいことが何点かあります。

(1)測定データを他人と比較しない

メルマガライティングのプロフェッショナルのような人が、「平均10%のクリック率を得ている」と自慢気に書いているのを見かけることがあります。

その記事を読んだ人が、「自分は1%にも満たないクリック率しかない。あ~、自分には文章力がないなぁ~ やはりメルマガは私には無理・・」というように否定的にとらえてしまう。

もしくは、「クリック率測定をとっても落ち込むばかり、私の伝えたいことは決まっているのだから、クリック率測定はやめよう・」というような判断をしてしまうケースもあるようです。

こういうような判断は、あまりに短絡的すぎます。
特にクリック測定を始めて間もない方に多いようなので、注意が必要です。

全く同じコンテンツを書いても、配信グループが変わればその反応は大きく変わります。実際に、1桁変わることも珍しくありません。

上の10%といっている人も、実は、すでに関係性のできている特定の配信グループに対して平均10%といっているのかも判りません。

重要なのは、自分と他人のクリック率を比較することではありません。それより、自分が書いたメールコンテンツの違いによるクリック率の違いを見ることです。

その比較を見ることにより、どういうコンテンツであれば興味を持ってもらえるのか・・を知ることが重要です。

設定した配信グループの人達が「なにに興味を持っているのか」 その最大公約数を知るためにクリック率を活用することがポイントになります。

(2) 配信グループによりクリック率は変わる

上の注意点にも書きましたが、同じコンテンツを書いても、設定した配信グループによりクリック率は全く違ったものになります。

クリック率測定によりグループの興味がどこにあるのかを知り「コンテンツをマッチさせる事や、件名の付け方、書き出し方のヒント」などに測定データを活かしていくといいでしょう。

クリック測定データの活用・応用

上にも書きましたが、メール配信システムによっては、このクリック率測定機能で「クリックした人が誰かを特定する」ことができます。(もちろんメール商人もできます(^^)/)

このデータは、使い方によっては、非常にパワフルに活かせます。

例えば、ランディングぺージで何か商品を販売しているケースを想定してみましょう。

メルマガである商品を案内したとします。メール内には、商品を詳しく説明するランディングページへのリンクを挿入しておきます。

そして、そのランディングページをクリックをされたとします。クリックされたということは、読者はその商品に少なからず、興味をもっていると想定できます。

ここで、クリック測定で「クリックした人が誰かを特定」できていれば、「ランディングページをクリックしてはいるが、商品は購入していない読者」つまり有望見込み客をリストグループ化することができます。

このグループリストに対して、後日に「特別条件を提示するとか、キャンペーン情報を告知する」といった濃いアプローチが可能となります。

また、クリックはされているが購入にいたる率が極端に低ければ「ランディングページの作りが適切でない」であるとか、「メルマガのコンテンツにランディングページがマッチしていない」といったようなことがわかってきます。

こういったデータは、前に本講座で書いた「ボトルネックの改善」の重要な手がかりにもなるわけです。

参考ページ:ボトルネックを改善しよう!

クリック測定したシステムデータを参考に、読者の興味にそったコンテンツ作成を心掛けてもらえたらと思います。

それでは今回はここまでとさせていただきます。
また、次回の講座でお合いしましょう(^^)/

執筆: 神田良治 メルマガ「ネットde成幸道場」


今さら聞けない「特定電子メール法」

2016-11-10 [記事URL]

メール配信

今更コメントするまでもないと思いますが、迷惑メールを送ることは「特定電子メール法」という法律で禁じられています。

この点は充分に理解をされていると思いますが、具体的に「どういう事が禁じられているのか」と問われると意外と明確に答えられず、自分でも知らずに法令違反をしていた・・というケースもあるようです。

今回の講座では、理解しているようで意外と知らない方も多い・・?
「特定電子メール法」をテーマに取りあげてみたいと思います。

「特定電子メール」とは

本法の正式名称は「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」といいます。

この法律で「特定電子メール」とは何を指すのかを確認すると、次のように定義されています。

「営利を目的とする団体及び営業を営む場合における個人が、自己又は他人の営業につき広告又は宣伝を自己又は他人の営業につき広告又は宣伝を行うための手段として送信をする電子メールをいう」(定義 第二条の二)

スパム

やけに難しい表現になっていますが、ようは「広告や宣伝を目的として送信するMail」を特定電子メールといい、これが規制の対象になるということです。

ここで注意して欲しいのは、直接的な売り込みでなくとも、メール内に広告や宣伝目的のホームページなどに誘導するようなケースも特定電子メールに該当する点です。

なので企業が発行するメルマガなどは、大抵どこかに商品紹介ページへのリンクが入っていますから、特定電子メールと定義して取り組むのがいいと思います。

「特定電子メール法」の要点

「特定電子メール法」は俗称「迷惑メール防止法」ともいわれており、字の通り増え続ける「迷惑Mail」「チェーンMail」の規制を目的として2002年に制定されました。

この法律では「特定電子メール」を送信する際に守らなければならない規則が定められています。制定以来、何度かの法改正をへてきており、現在の要点をまとめると次のようになります。

【オプトイン方式:事前承諾が必要】

特定電子メールを送るには、受信者の事前承諾(オプトイン)が必要になります。
オプトインを取得する一般的な方法としては、webサイトに設置する入力フォームのラジオボタンやチェックボックスなどにより取得します。

なお、次の場合はオプトイン取得要件の例外とされています。

・名刺交換などによりメールアドレスを取得した場合
・既に取引関係にある場合
・webサイトなどにメールアドレスを公開している場合(※但し受信拒否を明記している場合は不可)

【送信者の表示義務】

オプトインを取得した上で特定電子メールを送信する際には、次の項目の表示が義務づけられています。表示しないと法律違反となりますので、注意が必要です。

1. メール本文内に、送信者などの氏名又は名称
2. 本文内に、受信拒否(オプトアウト)ができる旨の表示とその連絡先(電子メールアドレスまたはURL)
3. 任意の場所(リンク先ページも可)に送信者の住所
4. 任意の場所(リンク先ページも可)に、苦情や問合せなどを受け付ける電話番号、メールアドレス又はURL等

これ以外にも「送信者情報を偽った(なりすまし)送信の禁止」「送信拒否(オプトアウト)した者への送信禁止」「同意記録の保存」などが定められています。

法令の条文を見るとややこしく見えますが、いずれの項目もそれほど難しい事ではなく、気をつければ守れることばかりです。

ですが守らずにいると罰則を受けるリスクもありますから、注意が必要です。

【罰則】

この法律を守らなかった場合は違法となり、場合によっては1年以下の懲役または100万円以下の罰金(法人の場合は行為者を罰するほか、法人に対して3000万円以下の罰金)を支払うと定められています。

法律の詳細については、以下のページに詳しく書かれていますので、そちらを参照して法令遵守で運用をして頂ければと思います。

<参照サイト>

特定電子メールの送信等に関するガイドライン
迷惑メール相談センターの資料類
迷惑メール相談センター

メール配信にあたっては、法令遵守はもちろんですが「受信者が迷惑にならないように」という姿勢で取り組んでいただけたらと思います。

それでは今回はここまでとさせていただきます。
また、次回の講座でお合いしましょう(^^)/

執筆: 神田良治 メルマガ「ネットde成幸道場」


アフィリエイト × メール転送

2016-10-24 [記事URL]

メール配信今回の講座は、「アフィリエイトとメール読者を活用したメール転送アフィリエイト」というテーマでお届けします。

アフィリエイトマーケティングは成果があった時にのみ報酬を支払えばいいので、費用対効果の高いマーケティング手法といわれています。

ですがどんな手法にも課題はあり、アフィリエイトマーケティングも例外ではありません。今回はその課題と解決策を含めて考えてみます。

アフィリエイトマーケティングとは

アフィリエイトマーケティングとは、商品購入や資料請求などの成果があったときにのみ報酬を支払えばいい「成果報酬型広告」を使ったマーケティング手法のことです。

アフィリエイトプログラムは、このアフィリエイトマーケティングを運営する為に必要なプログラムの事で、代表例としてAmazonのアソシエイツプログラムが有名です。

アフィリエイトマーケティングを運用するにあたっては、アフィリエイトプログラムを提供するASP会社とプログラムの利用契約をするのが一般的です。

アフィリエイトマーケティング 3つの課題

アフィリエイト運用にあたっては、一般的に次の3点が課題といわれています。

(1) 良質アフィリエイターのリクルーティング

いかに良質なアフィリエイターをリクルーティングできるか、が成果をあげる上でのキーファクターになります。というのも、それなりの成果をあげている人は全アフィリエイターの数%程度(1~5%程度)だからです。

(2) 紹介し易い商材の提供
アフィリエイターは、自分の運営するホームページやブログ・メルマガなどのメディアで商材を紹介することになります。 必然的にそのコンテンツと親和性の高い商材を好みます。(説得力が高まる)

(3) 報酬額
紹介にあたって価格などの販売条件や商品が似かよったものであれば「報酬の高い方」を選ぶ傾向があります。特に高い実績をあげているパワーアフィリエイターほど報酬にシビアです。

メール商人ならではの「メール転送アフィリエイト」

さて、上にあげた課題の中で、(3)の報酬額は費用対効果を考えて検討するとして、(1)良質アフィリエイターのリクルーティング と (2)紹介し易い商材の提供 という課題に対する解決策として、提案したいのが日頃に接触をはかっているメルマガ読者への働きかけです。

メルマガ読者とはメールを通して日頃の接触を持っていて、少なからずシンパシーを感じている人達といえます。読者の中には、既存客もいれば、販売商品への愛好家もいるかも知れません。自然発生的に紹介が喚起されやすいベースをもっている人達と考えられます。

なので、こういった人達による紹介を喚起することができれば、単純に金銭目的で来る人に比べ、良質な紹介網が構築できる確率が高まりす。

紹介喚起を狙いとするという観点でいえば、アフィリエイト(提携)マーケティングというより、リファーラル(紹介)マーケティングといった方がしっくりくるかもしれません。

弊社のメール商人では、こういった読者に働きかけをして、簡単にアフィリエイト設定(登録)ができる「アフィリエイト + メール転送アフィリエイト」というオプションプログラムを組み入れています。

このオプションを活用すると、通常のアフィリエイト広告(バナー広告、テキスト広告、メール広告)を使ったアフィリエイトマーケティングはもちろん、こちらから送信したメールを読者(受信者)が、そのメールを友人・知人などに転送することによりアフィリエイト活動をすることもできます。

mai_affilate2


ここで、このオプションの内容説明をするのは、本講座の主旨から少し外れますから、仕組みの詳細は「アフィリエイトオプション」ページをご覧ください。

冒頭にも書きましたがアフィリエイトマーケティングにも課題はあります。ですが創造的に取り組むことにより、強力な紹介組織を構築することも可能と思います。

運用していく中で、多少の試行錯誤はあるとは思いますが、積極的に取り組んでいただければと思います。


ヘッダーとフッターの複数テンプレート化に対応

2016-08-03 [記事URL]

この度のバージョンアップにより、システム上にヘッダーとフッターを複数テンプレートとして事前登録しておく事ができるようになりました。

配信の用途により、想定されるヘッダーやフッターを事前登録しておけば、ヘッダーやフッターを簡単にセットすることができます。

また、一括配信だけでなく、ステップメールにおいても複数のテンプレート登録が可能です。

事前登録しておけば、メール作成時にいつでも呼び出して簡単にセットすることができます。用途に応じてご活用ください。

header.gif


HTMLメールは簡単に作れますか?

2016-02-18 [記事URL]

スマートフォンやタブレット端末が普及したことや、ネット接続環境が劇的に改善された事をうけて、HTML形式での配信ニーズが一段と高まってきました。

質感やボリューム、また風景や人物の表情などテキスト形式では表現しづらいコンテンツも、HTML形式であれば、画像やデザインを工夫することによリアルに訴求力をもって表現できます。なのでネット環境の充実した昨今、用途にあわせてHTML形式のメール配信が普及していくのは必然といえます。

ただ、HTML形式で作成するは、コードを書かないといけないので、慣れない人には少し敷居が高いのも事実。

そこで「メール商人」では、早くから「誰でも簡単にHTML形式での送信」ができるようにエディタ機能を強化してきました。

具体的には、ブログを書くように簡単に作成できる「ビジュアルエディタ」や用途にあわせた「テンプレート」を多数ご用意しています。

ご利用者の配信用途にあわせて好みのテンプレートを選択して編集をすることができます。

ビジュアルエディタの詳細はこちら


【入力フォーム】 郵便番号から住所の自動入力機能を追加しました。

2015-06-18 [記事URL]

メール商人で生成する入力フォームに「郵便番号を入力すると自動で住所入力できる機能」が追加されました。

入力フォームには (1)専用サーバー上にアップしてランディングページとして使う方法と、(2)利用者の任意のホームページに生成したコードを挿入して使う方法 の2種類ありますが、それぞれ次のようにご活用下さい。

(1)専用サーバーに入力フォームをアップする方法

この場合は特に何もしなくて結構です。登録者が郵便番号を入力すれば、該当住所が自動で入力されます。
auto_entry.png

(2)任意のホームページに入力フォームを挿入して使う方法

この場合は、設定後に生成するフォームコードを、該当ページの挿入箇所にコピペして挿入すれば、郵便番号から住所の自動入力機能が動作します。

ご不明点等がありましたら、何なりとお問い合わせ下さい。


【入力フォーム】 サンキューページの編集機能が追加されました。

2015-06-01 [記事URL]

入力フォームへの登録直後に表示する最終画面(いわゆるサンキューページ)は従来「○○の登録は完了しました。ありがとうございました」という既定の文章しかシステム表示できませんでした。

これだと、登録直後の最終画面で追加情報などを表示することができず、追加情報を表示したい場合などは、独自ドメイン上に別途ページを作成しておく必要がありました。

今回のシステムバージョンアップで、最終表示画面を専用サーバー上でも自由に編集できるようになりました。追加情報を表示したい時などにご活用下さい。

サンキューページを編集したい場合は、次の手順で編集して下さい。

■登録直後ページの編集手順

(1)下画像の「サンキューペーを編集」をクリック
thanks_page.gif
(注)自社サーバー上に作成したページを登録直後に表示したい場合は、下枠内に表示したいページURLを入力して下さい。

(2)サンキューページの編集画面が表示されるので編集します。
thanks_page2.gif


【入力フォーム】 登録人数の上限設定ができるようになりました。

2015-04-22 [記事URL]

入力フォームに登録人数の上限を設定をしたり、任意のタイミングで登録を停止できる機能が追加されました。

この機能は登録人数に制限をつけたいとき(例えばセミナー参加者の定員を設けたり、特典提供数に上限を設ける時など)を想定した機能になります。

【操作方法】
入力フォーム設定画面に「登録受付設定」という設定欄が追加されています。
entry_form.jpg

設定は次の二択(登録受付中・登録受付終了)から選択します。

・登録受付中:
(a)登録人数に制限を設けない場合(無制限):
→ 右の登録者数入力欄に’何も入力しない’または’0’と入力する。

(b)登録人数に制限を設ける場合:
→ 右の登録者数入力欄に制限とする数値を入力する。

※登録者数を設定して定員に達すると、入力フォーム表示部が「定員に達しましたので、受付を終了しました。」という表示に変わり、定員以上の受付をストップすることができます。(画像参照)

entry_form2.jpg

・登録受付終了:
何らかの理由で任意のタイミングで登録受付を終了したい場合に活用できます。
→ 「登録受付終了」を選択すると、入力フォーム表示部が「受付を終了しました。」という表示に変わり、登録を停止することができます。

利用シーンは色々と考えられますが、皆さんの利用目的に応じてご活用ください。


メール商人の管理画面が大幅リニュアル!

2015-03-11 [記事URL]

この度、メール商人をより快適にご利用いただけるように、ログイン後の管理画面のデザインを大幅に変更することになりました。

この度のデザイン変更は、お客様からのインターフェースへのご要望等を反映して『より見易く、分かり易く』をコンセプトにしております。

なお、今回の変更は、全ユーザー様を対象に一斉に管理画面の切り替えが行われます。デザイン以外のメニュー構成等は従来と変わりありませんので、今まで通りの操作感でご利用いただけると思います。

変更日:2015年3月18日(水)
変更対象 : ログイン画面 及び ログイン後の管理画面

【新管理画面 イメージ】

shinkanrigamen.gif

ご利用者様がこれからもより快適にご利用いただけるように、一層のサービス向上に取り組んでまいりますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。


「共感と理解」のシナリオをステップメールで!

2014-12-04 [記事URL]

ステップメール今回のメール配信講座は、メールライティングをする上でキーとなる「共感と理解」をテーマにお届けします。

メール配信をする上で付加価値の高い情報を届けることはとても大切なことです。その付加価値を伝えるにあたって心がけて欲しいのが「共感と理解」です。

■まずは共感

ものの満ち足りた現代においては、生活になくてはならない「マスト商品」より、あればいいかも・というような「ベター商品・ベターサービス」がふえてきました。

例えば、スマーフォンやタブレット端末なども出初めの頃は、携帯電話やパソコンが普及していて、当初は「なくてもいいが、あれば便利」なベター商品でした。

私たちはそういったベター商品やサービスを販売する際に「あれも、これもできる」と機能的な特長ばかりを説明しがちです。

このアプローチは、生活においてなくてはならないマスト商品においては、他類似商品との差別化の観点でいいかもしれません。ですが、利用シーンや目的がまだ曖昧なベター商品においては、それを説明されてもピントこないのでないでしょうか?

それよりベター商品においては、まずはお客様に『それいいなぁ。 そうなるといいなぁ』というようなイメージと感情をもってもらうことを優先すべきかと思います。

そして『これが実現できる商品があるといいですよね?』という投げかけに対し、読者に『確かにいいね・』と共感してもらうことがポイントです。

ipad
例えば、タブレット端末が普及していなかった当時の「ipad」などもいい例でしょう。 ipadはどういうものなのか、利用シーン・目的など初めはピントこなかったのではないでしょうか。

それを電子ブックリーダーやミュージックプレーヤー、またプレゼンテーションツールとしての利用方法・シーンなどをイメージさせ、お客様に『私もそういうipadライフを送りたい』と共感してもらうことからスタートしました。 まずはお客様に深く『共感』してもらうことを目指しましょう。

■そして理解

感情として「これいいなー、こうなったらいいなー」と共感をしてもらえたら、次のステップとして「どうしてこの商品で実現できるのか?」を理屈で理解をしてもらうことに注力します。

「それ(共感したこと)を実現するのに最も適した商品はこれです。なぜなら・・」とその理由を理解してもらうわけです。感情的に強く共感された状態になっていれば、理屈で納得できたら人は行動を起こすものです。

■ステップメールで「共感 → 理解」をシナリオ設計

ベター商品を販売する際は、この「共感 → 理解」を意識したアプローチを心掛けたいものです。このシナリオを実現するツールとして「ステップメール機能」は有効です。

ステップメールは入力フォームへの登録日を起点として、何日後に○○のメール、何日後に△△のメールと自由にシナリオを作ることができます。

シナリオ作りにあたっては「登録者が登録したのはなぜなのか?」その心理面を想定することが大切です。ステップ配信の初めの何通かで深く「共感」してもらい、後の何通かで「理解」してもらうようなシナリオを意識します。

配信するコンテンツとしては、その目的により詳細を説明するランディングページに誘導したり、動画を活用したりといった工夫が求められます。

どういうシナリオが有効かは、実際に配信した後に効果測定でお客様の反応を見ながら、徐々に改善をしていって欲しいと思います。

最適なシナリオができるまで、いわゆるPDCAサイクルを回すわけです。
※Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)のサイクル

ぜひ、有効活用してください。

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それでは今回はここまでとさせていただきます。
また次回の講座でお会いしましょう(^^)/

★関連ページ使い方いろいろステップメール

執筆: 神田良治 メルマガ「ネットde成幸道場」


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