メール商人

STARTTLS暗号機能

2024-04-03 [記事URL]

メール商人では、メール配信時(一斉配信ステップメール)にSMTP通信の経路をに暗号化(STARTTLS)して、セキュアな状態を実現しております。

STARTTLS暗号とは?

STARTTLS暗号は、メールの送受信時にデータを暗号化する通信手順です。メールの内容を盗み見たり、改ざんしたりする悪意のある第三者から、大切な情報を守ります。

STARTTLS暗号の仕組み

従来のメール送信は、暗号化されていない平文で送受信するため、セキュリティ上のリスクがありました。STARTTLS暗号は、以下の手順で通信を暗号化します。

1.送信側と受信側のメールサーバーが、暗号化通信に対応しているかどうかを確認します。
2.対応している場合は、TLSと呼ばれる暗号化技術を用いて、通信を暗号化します。
3.暗号化された通信で、メールを送受信します。

また、メールを暗号化して送信することには、いくつかの重要なメリットがあります。以下に詳しく説明します。

1. スパムフィルターの通過率向上

・暗号化されたメール(特にTLS暗号化を使用して送信されたメール)は、スパムフィルターやメールサーバーによって「安全で信頼できる通信」と見なされやすくなります。

・多くの受信側プロバイダ(Gmail、Yahoo! Mailなど)は、暗号化を推奨しており、暗号化されていないメールをリスクのある通信として扱う可能性があります。

・特に、メールサーバー間でTLS暗号化が適用されていると、受信者側がメールの改ざんや不正を疑う可能性が減少します。

2. なりすましやフィッシングのリスク低減

・暗号化は、メールが送信途中で改ざんされるリスクを大幅に低減します。これにより、受信側サーバーはそのメールが「正規の送信元」から送られてきたと認識しやすくなります。

なりすましやフィッシングメールの疑いがある場合、メールはスパムフォルダや拒否リストに送られることが多いため、暗号化によりこうした問題を回避できます。

3. プライバシー保護が評判向上に寄与

・暗号化により、顧客や読者の個人情報が保護されるため、メールのプライバシーリスクが低下します。

・プライバシーに配慮したメール送信者としての評価が向上し、結果的に受信プロバイダや顧客からの信頼性が高まります。

・信頼性が高い送信者は、到達率が向上する傾向があります。

4. セキュリティ基準への適合

・多くの受信側プロバイダやメールサーバーでは、セキュリティ基準の適合が配信に影響を与えます。暗号化は、特に企業間通信や金融関連メールにおいて、必要条件となる場合があります。

・セキュリティ基準を満たさないメールは拒否されることがあるため、暗号化はこれを防ぎ、到達率を確保するのに役立ちます。

5. メールのエラー率(バウンス率)の低減

・暗号化によりメールサーバー間の通信が安定し、プロトコルエラーや中断が発生するリスクを抑えます。

・メールが途中で破棄される(ハードバウンス)可能性が低下するため、到達率全体が向上します。

具体例

たとえば、以下のような設定を活用することで、暗号化と到達率向上が連動します:

・SMTP over TLS(STARTTLS) を有効にする。

・メールサーバーや送信システムで SPFDKIMDMARC を正しく設定し、認証された暗号化通信を行う。

・受信者側がTLS暗号化を要求している場合、これに応じられるようシステムを調整する。


暗号化は、メール配信のセキュリティと信頼性を向上させる重要な手段であり、その結果として到達率の向上に寄与します。特に、高品質なメール配信を目指す場合、暗号化は必須の対策と言えるでしょう。


IP自動切替え機能

2024-04-03 [記事URL]

メール商人で用意しているメール配信サーバーは、受信側のサーバーで万一ブロッキングが発生した際に、自動的に別のIPに切替を行います。
そのため、高速性を損なうことなくメール配信を継続して配信することができます。

IP自動切替え機能とは?

メール配信時におけるIP自動切替機能は、メール配信時に使用する送信IPアドレスを自動的に切り替える機能です。メール配信の安定性と到達率向上に役立ちます。

仕組み

メール配信サーバーは、始めに送信先のメールサーバーへの接続を試みます。次にもしサーバーへの接続に失敗した場合、別の送信IPアドレスを使用して接続を試みます。接続に成功したIPアドレスを、次回以降の送信に使用します。

メリット

・メール配信の安定性向上: 一つのIPアドレスに負荷が集中することを防ぎ、メール配信の安定性を向上できます。

・到達率向上: 送信先のメールサーバーのブラックリスト対策などに効果があり、メール到達率を向上できます。


クリック率測定機能導入のおすすめ

2024-03-18 [記事URL]

メール配信の成果を高めたい

開封率だけではわからない、詳細な分析で効果的な施策を実現したい

このようなことを思ったことがある場合あは、今すぐクリック率測定機能の導入をご検討ください。

クリック率測定機能とは?

メール本文内に挿入したURLがクリックされた回数や日時、クリックしたユーザーの属性などを詳細に分析できる機能です。

※開封率は、メールが読まれたかどうかを知る指標ですが、クリック率測定機能を使うことで、開封されたメールのうち、どのリンクがどれだけクリックされたのかがわかります。

クリック率測定機能のメリット

・メール配信の成果をより詳細に分析できる
・開封率だけではわからない、ユーザーの行動を把握できる
・興味関心の高いユーザーを特定できる
・効果的なメール配信を実現できる
・開封率・クリック率向上による顧客獲得・売上向上に貢献

具体的な活用例

・訴求内容の最適化
 クリック率の高いリンクの内容を分析し、訴求内容を最適化することで、開封率・クリック率向上に貢献

・ターゲティング
 クリック率の高いユーザーの属性を分析し、ターゲティングに活かすことで、より効果的なメール配信を実現

・コンテンツの改善
 クリック率の低いリンクの内容を分析し、コンテンツの改善に役立てる

メール商人でのクリック率測定導入方法

以下の手順で簡単に導入できます。

1.メール本文に挿入したクリック測定をしたいURLを「$$$」で囲みます。
例) $$$https://mshonin.com/$$$

2.クリック数やクリック率、クリックした顧客等の分析結果をメール商人管理画面のレポート機能で確認します。

まとめ

クリック率測定機能は、メール配信の成果を高めるための必須ツールです。

詳細な分析に基づいて、効果的なメール配信を実現し、顧客獲得・売上向上に貢献しましょう。


セグメントメールの使い方と効果

2024-03-18 [記事URL]

セグメントメールとはリストを「性別や年齢、住所、興味分野など」一定の条件で絞り、その抽出リストに対して送るメールの事です。

セグメントメールでポイントなるのは「送るメールの内容や目的により、親和性の高いリストにメールを送る」という点です。

セグメントメール

例えば「中高年・女性むけサプリメント」を新規リリースするにあたって、先行キャンペーンを企画したとします。

その際に、「40歳以上の女性」にリストを絞って「特別な〇〇さんにお知らせする・・」という感じて送れば、反応もいいでしょう。

このように、送る内容によってリスト条件を変えて送るのがセグメントメールです。

メール商人でのセグメントメール配信セグメントメールにあたって、システムに要求されるのは、登録項目が自由に設定でき、設定した条件でリストを自由に抽出・グループ化できるという点です。

メール商人では、様々な条件でリストグループができるように、年齢・性別・住所など、メール商人の登録フォームに登録されたデータは全てデータベース化(以下DB)されて格納されます。

そのDBから、年齢・性別など様々な条件でリストを抽出し、グループ化しておく事ができます。登録された各グループに対して、メールの内容や目的に応じて、任意のタイミンクで送ることができるわけです。 

入力フォーム(登録フォーム)に設定できる項目は、氏名、住所などの基本12項目の他、趣味や年齢など任意に30項目(オプションで最大90項目)まで自由に設定できます。これだけの項目を設定できますからアンケートフォームとしての利用も可能ですし、取得したいデータはほぼ網羅できるものと思います。

入力フォーム機能の詳細はこちらセグメントメール機能また、設定したグループを「Aグループ+Bグループ=Cグループ」といったグループと グループをつないで新たなグループを作成すると言ったこともできます。

この機能は、メールを読んだだけでは判りにくいと思いますので、ぜひ一度お試しをして頂ければと思います。



ステップメールの特徴を理解する

2024-03-15 [記事URL]

特徴1.メッセージを順を追って届けられる。

ステップメールは、登録日を起点に、第一話から順番にメッセージを届けられます。
商品特性を説明をする場合などに、メール一通だけでは理解してもらえない時がありますよね。

こういう時に、ステップメールでは順を追ってメッセージを届けられますから便利です。
ステップメールをシナリオメールと呼ぶ事もありますが、まさにシナリオを組んでメッセージを届けられます。

特徴2.読者を共通のレベルに引き上げられる。

メルマガなどで専門用語を説明していると、それが判っている読者にとってはくどい表現になってしまう事があります。

こういう時に、登録して間もない読者を、ステップメールで順を追って説明することにより、他のメルマガ読者と同じレベルに引き上げることができます。

特徴3. 定期的に届くので、記憶に残る。

ステップメールは、一度設定してしまえば読者に自動で定期的にメールを届ける事ができます。

接触回数が多いほど親近感がわく「ザイアンス効果」というのがあります。
ステップメールで定期的に接触することにより、読者との親近感を高める事ができます。

特徴4.メールなので、セールス的なメッセージでも違和感は少ない。

ブログやSNSなどは、コミュニケーション主体のメデイアなので、セールスにからむ商用的な使い方はなじみません。

実際、商用禁止のSNSサービスが多いですし、商用利用してアカウント停止となった例も散見されます。

この点、メアド登録時に許可を得ていれば、商用のメールを配信しても問題ありません。
必然的にステップメールも商用利用できます。(もちろん、セールスばかりのメールも良くありませんが・)

特徴5.修正がし易い

メルマガだと一度送ってしまえば修正はできませんが、ステップメールでは反応をみながら、コンテンツを修正していく事ができます。

反応を見ながら、より効果的なコンテンツにブラッシュアップしていく事ができます。

上にあげたように、ステップメールは通常のメルマガとは違った幾つかの特徴・利点があります。
これらを特徴をふまえて、通常のメルマガとは違った活用方法を検討していきましょう。

今回は、ステップメールの特徴・利点を考えてみました。

なんでもそうですが、ツールを活用するにあたっては、その特徴を良く理解した上で活用する方が効果的です。

★関連ページ ステップメールも好評 メール商人


ステップメールの効果的な活用法

2024-03-15 [記事URL]

ステップメールにしっかり取組むことにより、ホームペーシの売上げが50%あがったというケースも決して珍しい事ではありません。

ぜひ、真剣に取組んで頂きたいと思います。

■ ステップメールでCVRの改善を!

一般的にホームページのコンバージョン率/CVR(商品購入などのアクション率)は、1%を超えると及第点といわれます。 商材によってはCVRが0.1%をきるものもあるようです。

せっかくコストをかけて集客しても、CVRが低いままだと、集客コストが活きません。
ひょっとすると皆さんも、CVRの改善に頭を悩ませているかもしれませんね。

一般的に、CVRの低い理由は次のような点が考えられます。

「お店・会社の知名度が低く信頼感に乏しい」

「商品が信頼できない」

「商品を知らない」

「商品が無形のサービスで、よく判らない」

「今は買うタイミングでない」

・・・

など、理由は色々と考えられます。

では、どうしたらこれらの課題を一つ一つ潰して、お客様に行動をしてもらえるでしょうか?

セールス用ランディングページを作るというのも一案ですが、最近はこの手のランディングページが蔓延して、やや食傷気味な感も受けます。(売られてしまうという感情もあり)

また、見込み客の理解度にあわせて、一定の時間をかけて説明したい場合や、見込み客が他の商品と比較したり、一定期間じっくり考えたうえで行動したい、といったケースには、ランディングページだけでは難があります。

この解決策として、「ステップメール」の出番です。

ステップメールはこの課題をクリアするのに、各種のインターネットサービスの中で最も適したサービスです。

ステップメールは「順番に、予め設定したコンテンツを、読者の懐(PCやスマホなど)に届けられる」という特性をもっています。

活用イメージとしては・

ホームページがお店だとしたら、お店への来客者を定期的にフォローする営業マンの役割が、ステップメールの役割のイメージです

来訪したお客様に、ステップメールで伝えたい情報を順番に届け、お店への再訪を促します。お店への再訪をひたすら待つより、こちらから情報を届けたいですよね。

極端な言い方をすれば、ご機嫌伺いや御用聞きでもいいので、こちらからアプローチできるのはメリットがあると思います。(もちろん頻度にもよりますが)

ステップメールを活用することにより、ホームページ単体で孤軍奮闘していたのが「ホームページ ×ステップメール」で複合的にアプローチが出来るわけです。

もちろん、ステップメールのコンテンツは、開封率やクリック率を精査して改善していきます。 (ステップメールを改善するのは、営業マンを教育していくようなものです)

改善の良否は、数値で完全に把握されますから効率的に改善できます。結果として、ステップメールを活用することにより、CVRがあがっていくことになります。

この考え方をベースに、ステップメールは次のような様々な活用法が考えられます。

ex.

<アフターフォローを自動化するツールとして活用>

どんな商品もそうですが、リピート獲得は事業をしていく上で最重要事項の一つになります。

「顧客獲得費用 5:1の法則」というのがあります。

これは既存顧客にリピートしてもらうコストと比べて、新規顧客1人を獲得するコストは5倍かかるというものです。

最近、浸透しているサブスクリプション方式の商材であれば、この比率はもっと飛躍的に高くなっていると思います。

なので、いかに商品をリピート購入、またはサービスを継続利用してもらえるかは非常に重要な経営課題になります。

この点をふまえ・
単なる「サンキューメール」でなく、リピートに繋がる内容にシナリオ設計して、ステップメールを配信していき、LTV(顧客生涯価値)を高めていきます。

<見込み客の啓蒙ツールとしての活用>

特に無形サービスや、説明を要する商品の場合、見込み客を啓蒙しいくために、ステップメールを活用します。一気に説明されても理解出来ない、という説明商品などの場合有効です。

<オンラインメールセミナーの開催>

オンラインセミナーを開催する事を案内して登録してもらい、ステップメールで情報を順次届け啓蒙していきます。この際は、動画を活用すると一層効果的です。

などなど・・

ステップメールの特徴をふまえると、様々な活用法が考えられます。一度ステップメールの活用を検討してみませんか?

ステップメールは、どんな感じで使えるのか?
一度、実際にお試し頂ければ幸いです。

★関連ページ ステップメールとは?


結局、ステップメールで何をしたいのか?

2024-03-15 [記事URL]

結局、ステップメールで何をしたいのか?というと、自動化できる作業は自動化して、「楽をして見込み客・お客様」をフォローしたいのです。

このお客様のフォローにあたって、ステップメールは非常に便利ですから、ぜひ活用して欲しいと思います。

さて、

このステップメールの活用から、少し話を発展させて、ホームページの運営にあたって意識して欲しいのは、ホームページを起点としたお客様の循環サイクルです。

これを、今風に言えば「マーケティングオートメーション」ということになるでしょうか。

マーケティングオートメーションでは、ホームページへの集客からスタートして、次のような一連の流れを自動化する事が狙いとなります。

集客→「ホームページ訪問」→「見込客の獲得」→ (見込客フォロー) →「新規購入客」→(新規購入客フォロー) →「リピート購入」→ (紹介喚起) →「紹介」

つまり、お客様に 「訪問客」→「見込み客」→「新規客」→「ファン客」とステージを上げてもらうために働きかけをするわけですが、この働きかけにメールが重要な役割を果たすことになります。

ここで、例えば「資料請求」をした人を定期的にフォローするには、ステップメールが便利です。資料請求者に対して、その都度フォローメールを送るのは面倒ですからね。

また、お役立ち情報やキャンペーンなどのお知らせなどをするには一括メールが有効です。

その際に、メール配信システムのグループ化機能を使って、リストを「資料請求」「年齢」「性別」「住所」などでグループ化しておけば、届ける情報によって送るグループをチョイスできます。

マーケケティングオートメーションへの取組みにあたって、まずは、大まかなプロセス設計をしてプロセスに沿ったシナリオを作り、そのシナリオに沿ってステップメールを設定してみて下さい。

★関連ページ ステップメールとは?


ステップメールでお客様に行動してもらおう

2024-03-15 [記事URL]

ステップメールとは、ホームページに設置された登録フォームへの登録日を起点日として、「〇日後、△日後」と予め設定した日に、作成しておいたメールが送信されるメール送信形式です。

このステップメールは使い方によっては、お客様を動かす強力なツールとなるのですが、残念な事に、この機能を充分に使いこなしている方は少ないようです。

今回は、ステップメールの効果的な使い方をテーマにお届けをします。

今回は、まずはステップメールの特長・利点を考えた上で、次回に具体的な活用法について取りあげたいと思います。

■ ステップメールの特徴・利点

ステップメールの活用法を考えるにあたっては、まずはその特徴を理解した上で、活用法を検討する方が効率的です。

ステップメールには、他のメデイアにない次のような幾つかの特徴があります。

[特徴1] メッセージを順を追って届けられる。

ステップメールは、登録日を起点に、第一話から順番にメッセージを届けられます。
商品特性を説明をする場合などに、メール一通だけでは理解してもらえない時がありますよね。

こういう時に、ステップメールでは順を追ってメッセージを届けられますから便利です。
ステップメールをシナリオメールと呼ぶ事もありますが、まさにシナリオを組んでメッセージを届けられます。

[特徴2] 読者を共通のレベルに引き上げられる。

メルマガなどで専門用語を説明していると、それが判っている読者にとってはくどい表現になってしまう事があります。

こういう時に、登録して間もない読者を、ステップメールで順を追って説明することにより、他のメルマガ読者と同じレベルに引き上げることができます。

[特徴3] 定期的に届くので、記憶に残る。

ステップメールは、一度設定してしまえば読者に自動で定期的にメールを届ける事ができます。

接触回数が多いほど親近感がわく「ザイアンス効果」というのがあります。
ステップメールで定期的に接触することにより、読者との親近感を高める事ができます。

[特徴4] メールなので、セールス的なメッセージでも違和感は少ない。

ブログやSNSなどは、コミュニケーション主体のメデイアなので、セールスにからむ商用的な使い方はなじみません。

この点、メールアドレスの登録時に許可を得ていれば、商用のメールを配信しても問題ありません。
必然的にステップメールも商用利用できます。(もちろん、セールスばかりのメールも良くありませんが・)

[特徴5] 修正がし易い

メルマガだと一度送ってしまえば修正はできませんが、ステップメールでは反応をみながら、コンテンツを修正していく事ができます。

反応を見ながら、より効果的なコンテンツにブラッシュアップしていく事ができます。

上にあげたように、ステップメールは通常のメルマガとは違った幾つかの特徴・利点があります。
これらを特徴をふまえて、通常のメルマガとは違った活用方法を検討していきましょう。


Gmail のセキュリティ強化について

2024-03-14 [記事URL]

2024年2月1日より、Gmailのセキュリティ強化のため、送信者認証を厳格化しました。

受信者に安全なメールをお届けするため、ご協力をお願いいたします。

※セキュリティ強化後に送信者に求められる要件については、Gmail の送信者ガイドラインに記載がございます。

▽Gmailの送信者ガイドライン
  https://support.google.com/mail/answer/81126?hl=ja

▽Gmailの送信者ガイドラインのFAQ
  https://support.google.com/a/answer/14229414

※Gmailの送信者ガイドラインの要件を満たしていない場合、メールが想定どおりに配信されなかったり、迷惑メールに分類される可能性がございます。

■ 送信者の対応要件について

 [前提]
 ※大量送信者 = Gmailに1日5000通近い配信を行う送信者。
 ※少量送信者 = Gmailに1日5000通に満たない配信しかしない送信者

1.TLS接続でメールを送信する。

【全送信者対応要件】

メール商人メールサーバーは対応済みです。

2.送信IPに逆引きの設定を行う。

【全送信者対応要件】

メール商人メールサーバーは対応済みです。

3.SPF、DKIM、DMARC の設定を行う。

【少量送信者の対応要件】

・SPF か DKIM のいずれかを設定する必要があります。

【大量送信者の対応要件】

SPFDKIM の両方とも設定する必要があります。

メール編集ページで、迷惑メールフォルダ対策にチェックを入れると自動的に対応されます。

4.迷惑メール報告率を 0.3% 未満に抑える。

【全送信者対応要件】

Gmailユーザからの迷惑メール報告率は 0.1% 未満を維持し、0.3% を超えないようにする必要があります。

※迷惑メール報告率に関しては メール商人側 で対応できることはございませんので、送信者側でユーザからの迷惑メール報告率を抑える対策をご検討いただければと思います。

[対策例]

・ダブルオプトイン方式を利用する。
※ユーザ登録時にダブルオプトイン方式を利用することで、タイプミスにより誤ったメールアドレスが配信リストに紛れ込むことを防止することができます。

・配信拒否フッターをメール本文内に必ず挿入する。
   
・アドレスクリーニングを行う。
※宛先が存在しないことを示すエラーになった宛先メールアドレスは、配信対象から除外してください。

本対応を行うことで、メールアドレスの再利用により他のユーザが該当メールアドレスを利用することになった際に、迷惑メール報告されてしまうリスクを防止することができます。

・Google が提供している「Postmaster Tools」で迷惑メール報告率の推移を監視する。

※「Postmaster Tools」の利用方法については、Gmailの以下サイトに記載がございます。

=>href=”https://support.google.com/mail/answer/9981691?hl=ja

参考⇒Gmailセキュリティ対策の準備はできましたか?


HTMLメールの配信

2024-03-13 [記事URL]

mail_icon_s今回のメール配信講座は、最近だいぶ定着した感のあるHTMLメールをテーマに、その効用やテキストメールとの使い分けなどについて考えてみたいと思います。

最近、メール商人利用者からも、どういう時にHTMLメールを送ればいいのか? と問合せを頂くことが増えてきましたので、少しでも参考になればと思います。

■HTMLメールの普及

先日、通販関連の業界新聞をみていたら、通販業界では、今後はHTMLメールが主流になっていくだろう・・という主旨の記事が書かれていました。

商品の質感やボリューム感を伝えるにあたっては、文章では伝えにくいものも写真を見てもらえれば一目瞭然というケースも多く、HTML形式にする利点は大きいようです。

またネット通販に限らず、他分野でもHTML形式で配信する利点は多々あります。

例えば、

何かのセミナーを開催するにあたって、講師を紹介する時や会場の様子を伝える時などはテキストで表現するより、写真を見てもらう方が一目瞭然です。

また、ロゴをヘッダー部に配したり、デザインを駆使したHTML形式で書かれたビジュアルコンテンツはブランディング効果も期待できます。

と利点は多いですが、では今後はHTMLメールが主流となっていくのかというと一概にそうも言いきれません。

というのも、次のような課題があるからです。

・デザインやコーディングに時間がかかり、それなりのスキルが必要。
・メーラーの設定やデバイスによっては、表示されない(特に画像)リスクがある。
・テキストに比べて容量が大きく送受信に時間がかかる。

■テキストメールの利点

一方、テキストメールには、上にあげたようなデメリットはありません。

テキスト形式ではデザイン性をそれほど求められませんし、コーディングなどの知識も必要ありません。また画像などがないので、利用環境により表示されないというようなリスクもありません。テキストですから容量も軽く送受信にストレスもかかりません。

つまり、HTML形式の利点はテキスト形式の弱点となり、その逆も言えるわけで、それぞれに一長一短があります。

では、両形式をどのように使い分けしていったらいいのでしょうか?

この点を考えるにあたってはHTML・テキスト両形式の特徴をふまえて、使い分けをする必要がでてきます。

■HTMLメールとテキストメールの使い分け

では、具体的にどのように使い分けるかですが、

伝えたい内容がビジュアル訴求する必要がないのであれば、従来通りテキスト形式でいいでしょう。ただ、感性に訴求したりビジュアル化することが効果的な場合は、HTML形式がいいと思います。

ネット通販などは、商品をテキストであれこれ説明するより画像を用いた方が一目瞭然で判りやすいケースも多く、HTML形式での訴求が効果的と思います。

また、ロゴや統一カラーによるブランディングを強化したい場合もHTML形式が有効です。シンプルながらエッジを効かせたデザインにするといいでしょう。

それと、やや変則的になりますが、普段はテキスト形式で配信しておいて、年賀やクリスマスなどビジュアル訴求が効果的な季節メールなどはHTML形式で配信する、などの使い分けをするのも有効かと思います。

1.jpg

ちなみに、メール商人ではHTMLメールを簡単に作れるように、用途別のテンプレートを多数用意しています。

お好みのテンプレートを選んでロゴや写真を差し替えるだけで、ハイセンスなHTMLメールを簡単に作ることができます。

受信端末もタブレット端末やスマホなど多様化しています。環境変化をふまえて、上手に使い分けをして欲しいと思います。

それでは今回はここまでとさせていただきます。
最後まで、お付き合いを有難うございました。

執筆: 神田良治 メルマガ「ネットde成幸道場」


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