マーケティングサイクルを回すメール配信

「マーケティングサイクル」を回すメールの役割

前回の講座に書いたように、メールをビジネスに上手に活用している企業は、様々な目的でメールを活用しています。

前回講座/ メール配信する意義

では、このようにいくつもの目的を実現するためには、実際にどのようにメール配信したらいいのでしょうか?  このコツはいくつか考えられますが、次の点がポイントとしてあげられます。(次のポイントは、メールの書き方ではなく‘メール活用’のポイントとご理解ください)

【メール活用のポイント】

(1) 何のためにメール配信するのか、その目的を再認識してコンテンツを考えること。

(2) 顧客心理にそってプロセスを設計し、そのプロセスに沿ってメール配信すること。

(3) 「スタート→ゴール→スタート→ゴール」と、ホームページを起点として循環するマーケティングサイクルを意識し、そのサイクルに沿ってメールを活用すること。

(4)ホームページやブログ・SNS、またリアルな営業活動などとの連携を心がける。

ここでのポイントは、自社の実状に沿ったプロセスを設計して、そのプロセスをぐるぐると回すマーケテイングサイクルを構築することです。このマーケテイングサイクルを回すにあたって、メールは重要な役割をはたします。

具体的には、資料請求や試供品利用者に対してタイミングを見計らってステップメールでフォロー、商品購入者に対してもフォローとリピート促進のために適切なタイミングを見計らってステップメールを送るなどして顧客ステージをあげることに取り組みます(下図参照)。

また、お誕生日や記念日に特典付きのイベントメールを送る購入喚起策なども考えられます。

上に書いたような仕組みは、ステップメールやお誕生日メールなどを一度設定してしまえば、後は全ての登録者に対して同じようにアプローチできます から、非常に効率的です。

もちろん、設定したあとも、開封率やメール内のリンクページのクリック率などを把握して、送るタイミングやメールコンテンツを改善していくこともお忘れなく。

このようにシステム化できるところは極力システム化して、労少なくマーケティングサイクルを回すようにしていきましょう。

因みに、一般的には次のようなプロセスが想定されます。このプロセスのどのタイミングでどのような内容のメールを配信したら効果的か? ということを考えていきます。

上のプロセス図は、考え方を図で現したものですから、実際のプロセスはもっと自社の実態に即して細かくリアルなものをつくる必要があります。

取扱商品によっては電話フォローや対面営業、紙によるDM案内、またセミナーや商品説明会といったリアルなプロセスを組み入れる事も考えられます。

もちろんプロセスは、業態や取扱商品によって異なりますし、同じ商品を扱っていてもかけられる人的リソースなどによっても変わってきます。

例えば「資料請求者に電話フォローする」というプロセスを描いても、電話できるマンパワーがなければ「絵に描いた餅」となってしまいます。なので、自社の実態をふまえてプランニングする必要があります。

このプロセスを実際に設計してみると、上のサンプルプロセスのように必然的にメールを使う必要性を感じる方が多いのではないでしょうか? 自社のプロセスを回すにあたって、効果的にメールを活用していってください。

それでは、今回はここまでとさせて頂きます。

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