HTMLメールとテキストメール文字化けの原因
2024-09-18
メール配信時の文字化けは、受信者に正確な情報を伝達できず、信頼性の低下を招く可能性があります。ここでは、HTMLメールとテキストメールそれぞれにおける文字化けの主な原因を解説します。
HTMLメールでの文字化けの原因
- ・文字エンコーディングの不一致
HTMLメールでは、メール本文内に指定された文字エンコーディングとメールヘッダーのエンコーディングが一致していない場合、文字化けが発生します。(shift_jis または UTF8 で統一してください。)
※通常メール本文全体が文字化けします。 - ・CSSやスタイルシートの問題
CSSで指定したフォントやスタイルが受信側のメールクライアントでサポートされていないと、正しく表示されないことがあります。 - ・特殊文字や特殊フォントの使用
特殊な記号(機種依存文字:windows もしくは mac のみ等、特定の環境でしか正常に表示されない文字)やフォントを使用すると、受信者の環境によっては文字化けが起こる可能性があります。 - ・一行に1000バイト以上入力されている。
メールの送信先が携帯電話メール本文内の一行の文字(HTMLタグを含む)が改行せずに1000バイト以上になると文字化けする場合がございます。(docomo は受信ブロックされ、au と softbank は、1000バイト以上の文字の箇所が文字化けします。)
※通常メール一部が文字化けします。
テキストメールでの文字化けの原因
- ・文字エンコーディングの不一致
テキストメールでも、送信側と受信側のエンコーディングが異なると文字化けが発生します。 - ・メールソフトの設定不足
テキストメールではエンコーディングの指定が省略されがちで、受信側がデフォルトの設定で解釈するため、誤ったエンコーディングで表示されることがあります。 - ・特殊文字の使用
テキストメールで機種依存文字や絵文字を使用すると、受信者の環境で正しく表示されない可能性があります。 - ・古いメールサーバーの介在
経由するサーバーが古いプロトコルしかサポートしていない場合、エンコーディング情報が失われることがあります。
上記の原因を理解し、適切な対策を講じることで、メール配信時の文字化けを防ぐことができます。メールの種類に応じた注意点を把握し、円滑なコミュニケーションに役立ててください。