「集客」と聞いて、あなたは何を連想しますか?
「それは、自分の商品を買ってくれる人を獲得することでしょうか?」
確かにそうですね。でも、広告を出して、自分のウェブサイトに訪れていきなり買ってくれる人がどれだけいるでしょうか?実際に測ってどのような構成になっているか調べたことはありますか?
実は、ウェブサイト訪問者のうち、約3%未満(3%いれば多いほう)の人が検索エンジンなどから検索してきてあなたのサイトに訪れて、すぐに購入してくれる「今すぐ客」と呼ばれる層になります。
訪問客の残り97%以上の人は、「興味があるけど、今は買わない」というお客さまなのです。
この現実を認識していないと、いつまでもムダなお金を広告やマーケティング費用に費やしてしまい、結局、売上があがってもコストがかかって、「儲からない」という状況に陥ってしまいます。
つまり、「集客」の本質を見誤っている限り、“商品力”と“価格”だけが、購入者の判断基準になってしまいますので、これでは売れるものも売れません。
本来、わたしたちが獲得すべきお客さまは、もちろん買ってくれる人に越したことはありませんが、それよりも、将来に渡って自社の商品やサービスを購入してくれる可能性の高い人、すなわち見込客を獲得、教育していくことが重要になってくるのです。
「儲かっている」会社というのは、この見込客獲得を中心に集客戦略を行い、見込客の名前やeメールアドレスを獲得、その見込客に対し、メルマガを通して自社の商品やサービスの教育(啓蒙)を行いながら、最終的に「買ってくれるお客さま」を見極めています。
ここまではいいですよね?
「集客」とは、「今すぐ客」の獲得と同時に、あなたの商材に興味をもってくれた見込客の名前やeメールアドレスを獲得し、継続的にフォロー&コンタクトを行うことで、買ってくれるお客さまに育てるプロセスの入口になります。
この考え方を前提に、つぎの章から具体的なテクニックを説明していきます。