今回は顧客とのコミュニケーションのとり方です。
さて、メールを使ってお客様とコミュニケーションをとるというのは一方的なメールによる情報発信ではなく、双方向の情報の伝達を意味するのですが、メールによる双方向のコミュニケーションと聞いて、どういうものを想像するでしょうか?
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メールの感想をもらう?
アンケートに答えてもらう?
質問を受け付ける?
確かにそういう方法もありますね。
でも、現実には感想をもとめてもそう簡単には感想を送ってくれません。
アンケートに答えてください。質問があったらこちらからどうぞと呼びかけても、なかなか答えてくれないでしょう。
では、メールによる双方向のコミュニケーションは、どうすればよいのか?というと、それはリンクのクリックを活用する方法です。
例えば、あるトピックについて語っていく中で、肝心の結末をメール内で明らかにせず、結末はホームページ上に用意しておきます。
その上で「この続きはこちらのページでご確認ください」とします。
そうして、そのリンクをクリックしている人の数、クリック率を見ることで、今回のメールのテーマがどれだけ読者にとって関心があるのか知ることができます。
システム上は、こうしたリンクのクリック数およびクリック率を計測できるようにしておく必要があります。
また、もっと上級になると、読者の誰がクリックしたのかを把握できるとよいです。
また、さらに上級になるとクリックした人たちをまとめてグループ化して、その人たちにメールフォローする仕組みがあるとベストですね。
この方法を活用すると、次のようなことができます。
自分が販売しようとしている商品・サービスがあります。
メールでは、その商品・サービスに関連したテーマについて話をします。
例えば、商品がアトピー用の石鹸だとしましょう。
メールのテーマは、「アトピーの症状とその対策」とします。
メール内では、そのテーマについて、起承転結に基づく「現状、問題定義解決への糸口」までを書き、その具体的な解決法と事例をホームページ上で紹介。
こうすることで、最後の解決法と事例について詳しく知りたい人がホームページへのリンクをクリックします。
つまり、このリンクをクリックした人は、アトピーで困っているか?またはアトピーを治すことに興味を抱いていることになります。
このリンクをクリックした人は、アトピーの石鹸を購入してくれる可能性があると見込めます。つまり、有望見込み客です。
そこで、この次にやるべきことは・・・・
もうおわかりですね。
クリックした有望客の方々だけに対して、アトピー用石鹸の紹介をすればよいのです。
このようにメールの中で、アトピーでお困りですか?と質問してもおそらくあまり反応は見込めないでしょう。
アトピー用の石鹸が欲しいですか?とやっても、あまり反応は望めないでしょう。
直接的に商品を売り込むのではなく、顧客の興味を聞き出すことでこの後の販売が、商品の売り込みではなく、ソリューションの紹介になるのですね。
「なるほど、そうすればいいのですね!直接質問したり、アンケートを取るのでなく、自然な流れでお客様のニーズを知る。
そして、直接販売するのではなく、結果的に売れるように売り込みではなく紹介・推薦という流れにすれば、お客様の抵抗も少ないですよね。
そしてそのためにはシステム上にクリックの測定と誰がクリックしたか?そして、クリックした人たちをフォローする機能を持たせるとのことですが、具体的にイメージが浮かびません。
具体的にどういう機能か教えてもらえますか?」
はい、その機能は言葉(テキスト)だけで伝えてもなかなかイメージできないでしょうから、画像をもとに説明したページをご用意しました。
こちらをご覧ください↓