昨日は・・
まったく1からネットビジネスをスタートするときに、資金がない
場合、まずやっておくことを、わたし自身がロックノーブルを立ち上
げる時に用いた方法を紹介しました。
その中でも、今でも通用するもの、基本というべき施策にフォーカス
して取り上げています。
おさらいすると・・
1.ヤフーにホームページを登録
ヤフービジネスエクスプレスを使って登録。わたしの場合「インター
ネットマーケティング講座」というキーワードを使いました。
現在でもロックノーブルは、このキーワードでヤフーの検索第1位で
す。
これにより、他に何の宣伝もせずとも現在も毎日のようにメルマガ会員
が増え続けています。
以前より、その効果は高くないかもしれませんが、SEO対策としても
まずこれが基本ですので、ホームページを作成したら必ずヤフービジ
ネスエクスプレスで登録することをお薦めします。
2.まぐまぐでメルマガ発行をはじめる
メルマガの効果は以前より落ちていると言われます。それは当然です。
なぜなら今ではSNSやブログなど、メルマガ以外にも情報を発信す
る媒体は増えているのですから。
でも、だからといって顧客(見込み客)リストがない人が、リストを
増やす手段としてメルマガを外すことはできません。
1つのメディアだけで集客する時代ではありません。複数の媒体を使っ
てできるだけ多くのリストを獲得するのが最善です。
特に資金力のない人は、無料でできるメルマガ発行はぜひともやって
いただきたい手段の1つです。
さて、まぐまぐでメルマガ配信をはじめることになり、ホームページ
にもまぐまぐへのリンクとメールアドレス登録のフォームを設置して
読者(見込み客リスト)を募る仕組みはできました。
ヤフーに登録されたことで、それなりにホームページのアクセスも増え
はじめました。
それに伴い、メルマガの読者も増えていったのです。
そして、メルマガの発行も回を重ね、読者もある程度増えてきた時点
で、メルマガの中で感想文をもとめると、それなりに反応が返ってく
るようになりました。
「おっ、なかなかいいじゃないか。ロイヤルティ―が高まってきた
な」という実感を持てるようになりました。
そこでアマゾンのアフィリエイトになり、メルマガの中で本を紹介
しはじめたのです。
それで結果はどうだったかというと、最初のうちはアマゾンへのリ
ンクのクリック率は高かったのですが、回数を重ね、読者数も増えて
いくうちに、だんだんとクリック率が下がってきたのです。
本販売の成約率も低下してきました。
この原因は何だろう?といろいろ調査していくと、だんだんわかって
きたことがあります。
それは、メルマガの読者数は増えているけれども、メルマガを読ん
でいない人の数がどんどん増えているということです。
配信の解除はないのですが、メルマガが読まれていない・・のでした。
それからメルマガ読者からの感想が届くのですが、メールで直接
いただくので、送られてきた感想メールをずっと保管していました。
わざわざ感想を送ってくれるということは、特にロイヤルティ―の高
い読者とみなせます。そのために彼らのことを把握しておくために
そのメールをずっと保管していました。
まぐまぐでは、読者の数は把握できますが、読者の情報(氏名やメール
アドレス)をこちらが把握することができないからです。
これはやってみるとわかるのですが、とても面倒です。パソコンを
買い替えるときには、新しいパソコンに過去のメールを移行しなけれ
ばなりません。
それと管理が面倒です。中には氏名を名乗らずに感想を送ってくれる
方もいて、氏名のある人、無い人というようにこちらで把握する情報
がバラバラなのです。
さらに、感想を送ってくれた有望読者に連絡を取ろうと思ったら、一人
一人にメールを書いて送らなければなりません。
もう1つ問題がありました。
それは先ほどのメルマガが読まれていないこととも関係していること
でした。
それは、感想文を送ってくれた人の中で氏名がわからない人にメール
を送っても反応が乏しいということでした。
氏名が分かっている人にメールを送る時には件名の欄の最初に必ず
名前を入れて、呼びかけるようにしてメールを送っていました。
例えば;
「○○さん、感想文ありがとうございました。」
という感じです。この場合の反応はとても高いのです。
その当時でも現在のようにスパム(迷惑)メールが大量に送られて
きている時代です。
特に規制も緩く「※未承諾広告」の記載も不要な頃でした。
ですので、読者も警戒するようになっていたのですね。
なので件名に氏名の記述があるだけで、安心して読んでもらえる
という利点があったのです。
また、まぐまぐのメルマガはロイヤルティ―という点で、どうしても
弱い点があります。
それはメルマガが、一般に誰にでも送っているメールのように思える
ことです。
そこに名前が記載してあるだけで、ある種の個人宛のパーソナライズ
した感じがするようになります。不思議ですよね。
ということで、わたしが氣づいたことは、まぐまぐのメルマガ配信で
は肝心の読者の氏名やメールアドレスの情報が把握できない。
感想文をメールでいただいても、氏名を名乗らない人もいて、その
後にコンタクトを取りづらい。
一般に大量配信しているメールは読まれない。